オンラインカジノはインターネットの普及により1990年代から欧米で登場しました。日本市場には2010年頃までに大手が参入しています。現在日本国内から海外のオンラインカジノを利用するのは違法ですが、今までの市場成長と今後について解説していきます。
早期日本進出のオンラインカジノ
1990年代早々と日本語サイトを導入したオンラインカジノには、以下のようなサイトがあります。
- ウィリアムヒル
- インターカジノ
- ゲーミングクラブ
- ジャックポットシティ
2000年代になると更に多くのサイトが開設されました。
- ロイヤルベガス
- チェリーカジノ
- スピンカジノ
- 10Bet
- ジパングカジノ
- インペリアルカジノ
2010年代にはオンラインカジノはタケノコのようにあちこちに登場していき、日本市場に浸透していきました。2017、2018年頃から仮想通貨に特化したサイトやスポーツベットも併設したサイト(例:Sportsbet.io)が現れるようになりました。
サイト例(現在は閉鎖・撤退のサイトを含む):
- ベラジョンカジノ
- カスモカジノ
- ビットカジノ
- カジ旅
- クイーンカジノ
- ステークカジノ
- BC.Game
- プレイオジョ
- ラッキーニッキー
- カジノシークレット
- ワンダーカジノ
- コニベット
2020年に入ると多彩な仮想通貨への対応や多種目対応のスポーツベット提供のサイトが人気を博しました。提供するスポーツ種目にはEスポーツやよりマイナーな種目も含まれるようになりました。
サイト例(現在は閉鎖・撤退のサイトを含む):
- ボンズカジノ
- ミスティーノカジノ
- エルドアカジノ
- Beebet
- Duelbits
- 優雅堂
- テッドベット
- ミラクルカジノ
- ラーメンベット
このようにしてオンラインカジノは日本で現在まで成長をし続けてきました。
自分の目的に合ったオンラインカジノを見つける
人によってはカジノゲームとスポーツベットの両方がしたい、入金不要ボーナスをもらいたい、仮想通貨で決済したいなど、利用の条件や好みがあるでしょう。
オンラインカジノは非常に数多くありますので、ぱっと見や広告、口コミだけではどれが自分に合っているのかわかりにくいです。
初心者は特に以下の点だけは必ずおさえておくことをおすすめします。
ライセンス取得&運営会社の実績
運営会社は運営に必要なオンラインゲーミングライセンスを取得していますか?
ライセンスはそれぞれの国で取得の条件が異なります。信頼性が高いとされる有名なライセンスにはマルタ、キュラソー、ジブラルタル、イギリスなどがあります。
また運営会社が株式上場していたり、複数のサイトを運営していたり、さらに店舗型カジノの運営実績がある場合などは安心して利用できる信頼性の高いサイトと判断できます。
使いたい決済方法の有無
特定の決済方法を使用したいのに対応がなければサイトを利用する意味がありません。仮想通貨でもマイナーな場合には事前の確認が必要でしょう。
また決済方法の種類が多いということは、多数の金融機関から信頼を得ているとも考えることができます。
なにより、一つの決済方法に問題が生じた場合にも、他の方法で決済できるため、最低でも数種類の決済方法を用意しているサイトが好ましいです。
日本語サポート
初心者でなくても日本語サポートがある方が絶対おすすめです。
但し日本語サポートがある場合でも24時間体制ではないことが多いので、営業時間を確認しましょう。週末は営業していないサイトも多々あります。
サイトの使い勝手
まず、サイトはきちんと日本語化されていますか?利用規約が日本語でないと、理解できないまま違反をしてしまうこともあり得ます。
ナビゲーションはどうですか?お目当てのゲームは容易にみつかりますか?出金申請のボタンは見える場所に設置されていますか?
検索機能は日本語に対応していますか?特にスポーツベットでチームや選手名が日本語で検索できるかどうかは使いやすさに影響します。
ボーナス
オンラインカジノによっては新規登録者向けにウェルカムボーナスパックを用意しているサイトがあります。内容は入金不要ボーナスや数回に分けてもらえる入金ボーナス、フリースピン、選べるボーナスなど様々です。
既存プレーヤー向けには通常キャッシュバック、リロードボーナス、入金ボーナス、VIPボーナスなどが提供されており、キャンペーンやトーナメントもあります。
ボーナスはお得にプレイできるため、活用しましょう。
オンラインカジノの今後
2025年現在オンラインカジノを日本国内から利用することは違法とされています。しかしオンラインカジノがパチンコの仕組みを取り入れた場合、パチンコが賭博でないとされている以上違法に扱えなくなります。
そのため、今後はそれに目を付けたオンラインカジノはNFTや独自トークンを利用してサービスを提供したり、ソシャゲのように一部課金という仕組みを取り上げたり、無料版サイトで宣伝をするようになると予想されています。
また、国内初のカジノ施設大阪IRのオープンも確実になった今、人々のカジノゲームへの関心は高まる一方でしょう。近隣国にある店舗型ランドカジノの顧客の大半は日本人客であることからしても、日本人のギャンブルは減少することがないように思えます。
実際合法とされているものの、公営ギャンブルの宝くじ、、TOTO,競馬、ホーターボート、競輪、モーターバイクも賭博に違いはありません。コロナ禍以降これらのギャンブルを行う方々は賭けをオンラインへと移行させています。
こういった点から見ても、今後も形をかえつつ、オンラインカジノは日本に居場所をみつけていくのではないでしょうか。
まとめ
ここではオンラインカジノの変遷、利用の際の選び方、および今後についてを解説してきました。ギャンブル依存症についても考えつつ、今後のオンラインカジノ市場の動向を見つめていきましょう。